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本日はいつも通りです。

 本日、サロンは、いつも通り、午後七時よりオープンいたします。

 さて、昨夜のイベント読書感想会は常連の女性三人に常連の男性三人と舞衣さんと執事と、イベントにしては寂しい人数でしたが、最近の文学系イベントは、比較的寂しいので、まあ、これぐらいの人数はよかったと考えるべきなのかもしれません。
 まだ少ない人数だった前半から、けっこう、この小説の話題で盛り上がり、後半、人数が増えて後も、また、同じ話題で同じように盛り上がって話をすることができたというのは、やはり、この小説、いや、この作家の持つ力の強さなのかと思います。小説の内容よりも、小説の書き方、技術、手法というものに話が偏るのも、実は、この作家の思惑なのかもしれないと私は考えながら話を聞いていました。
 いい映画には二種類あると言います。ひとつは主人公に成り切ってしまう映画。もうひとつは自分も映画を作りたいと思わせる映画。小説も同じだと考えるなら、この小説の価値は後者にこそあるのかもしれません。そうした意味で興味深い小説でした。

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Author:鹿鳴館サロン

新富町にある「鹿鳴館サロン」の日報です。
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