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サロンはいつも通りです。

 本日も、サロンはいつも通り、午後七時よりオープンいたします。

 さて、昨夜のイベント「再・読書感想会」は、常連の女性三人に常連の男性三人と、このイベントにしては寂しい人数でした。最近は、イベントといっても、すっかり寂しい人数が定着してしまい。うっかり、この人数を賑やかと書きそうになります。それほどサロンは寂しくなってしまっているのです。
 しかし、感想会のほうは、最初から最後の最後まで、あれこれと、幾度も脱線しながら、しかし、熱のある話し合いとなりました。
 いろいろな人が、いろいろな着眼点でこの小説を読んだようで、それが本当に興味深く聞けました。これだけの解釈を並べられると、ああ、これこそが、まさに、小説の面白さ、そのものなのではないか、と、そう思わされました。
 こんなにも、いろいろと解釈され、ほぼ五時間、休みなく話し合われる、と、こんなにも幸福な小説が世の中に何本あるのでしょうか。それを考えたら、この小説、この作家が、いかに優れてものか、と、考えずにはいられなくなりました。いい悪いではなく、この価格で、ここまで楽しませてもらえる、こんな娯楽が他にあるものでしょうか。

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鹿鳴館サロン

Author:鹿鳴館サロン

新富町にある「鹿鳴館サロン」の日報です。
「鹿鳴館サロン」はマニアサイト「鹿鳴館」がプロデュースするサロンです。
ハプバでも、フェティッシュバーでもない、
心置きなくマニアックなおしゃべりを楽しむところです。

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